移住プログラム
街のファンをつくる
地方では人口が減少し、高齢化や空き家の増加が進んでいる一方で、都会では今の生活に疑問を感じ、地方や田舎での新しいライフスタイルを希望する人が増えています。そうした移住希望者は日本全国を対象に移住先を検討しているため、定住促進を行うためには、移住希望者のニーズ及び課題を知ること、地域の認知度を向上させること、移住へ結びつくシステム構築を行う必要があります。私達は行政や地域と協同し、トライアルステイやワーキングステイ等の生活体験・就職体験のプログラムを提供することで、移住促進を仕掛けています。
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[CASE1]
- 筑後トライアルステイ
- 約3週間、筑後地域の空き家に体験居住できる、移住促進プロジェクト。実際に住むことで分かる地域の魅力や改善点を各市町にフィードバックし、移住施策に繋げる。約60組が体験居住を行ない、5組移住した。
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[CASE2]
- 糸島トライアルステイ
- 透き通った海と福岡市からのアクセスの良さで、全国的に移住先として人気のエリア「糸島」で実施したトライアルステイ。10組の定員に対して100組以上の応募を集めた。
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[CASE3]
- 上毛町ワーキングステイ
- 一定期間滞在し、町の活性化に関わる仕事を通して、より深く地域と関わることで町のファンいく進化型トライアルステイ。8,000人の小さな町だが、この事業を含む地域づくり事業全体が2014年のグッドデザイン賞を受賞。
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[CASE4]
- ちくご移住計画
- 筑後トライアルステイを「筑後地域で働きながら暮らす、仕事付き移住体験プログラム」へと進化させた。体験居住の要素に加え、まちの仕事を発注したり、筑後地域が持つ産業においてスキルを身につける機会を作ることで、「仕事」と「居住」セットでのよりリアルな移住体験を目指した。
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[CASE5]
- ふくおかトライアルワーキングステイ
- 2013年から2年間、筑後地域で実施した「仕事付きトライアルステイ」を、福岡県内の8市町で企画。体験居住の要素に合わせ、それぞれの地域特性を活かした農業や商品開発、まちづくりなどの仕事を体験することでよりリアルに地域の人やコミュニティとの繋がりを持つことのできる移住体験プログラムを実施した。
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[CASE6]
- 那珂川町南畑地区移住促進事業
- 福岡市の南手に隣接する那珂川町。まちの南部、山間部に位置する南畑地区は川と山に挟まれた自然豊かな環境であるものの、高齢化、人口減少により小学校の児童は100人を切ってしまっている。そこで、那珂川町と協働で街の魅力や移住者を迎え入れるための情報発信を展開するとともに、受け入れ側の仕組みや態勢づくりを行った。
これまでの移住促進事業実施地域
2011年に福岡県の筑後地域で始めたトライアルステイは、5年間で福岡県内20の市町に広がり、仕事付のトライアルステイ(ワーキングステイ)への進化などプログラムを多様化させてきた。
2011年 筑後トライアルステイ2011
2012年 筑後トライアルステイ2012、上毛町ワーキングステイ2012
2013年 ちくご移住計画2013、上毛町ワーキングステイ2013
2014年 ちくご移住計画2014、糸島トライアルステイ2014、上毛町ワーキングステイ2014
2015年 ふくおかトライアルワーキングステイ2015、糸島トライアルステイ2015
2015-2022年 那珂川町南畑地区移住促進事業
関連プロジェクト
糸島移住者インタビュー
TrialStay.jp 地域の魅力を発見・発信する移住促進プログラム|お試し居住